ちょっと一息〜健康コラム
ちょっと一息〜健康コラム
文書作成日:2021/01/05


 何かとごちそうを食べる機会の多い年末年始は、腸のサイクルも乱れがちです。近年、腸と心(脳)に関わりがあることがわかってきました。今回は、腸を改善しながら心も健やかに整えていく方法についてご紹介します。




 腸は、ご存じの通り、食べたものを消化・吸収し、排せつする役目を担っています。そのサイクルがもたらすメリットは、さまざまあります。

ア)腸が健康を保つ
 腸内には、100兆個以上の腸内細菌が存在し、その総量は1〜1.5kgといわれています。種類は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つがあり、理想的な比率は2:1:7とされています。善玉菌が減ってしまうと悪玉菌が増え、腸の内容物を腐敗させて発がん性物質を増加しやすくなります。腸がしっかり働くことで、健康の基盤がつくられます。

イ)腸が病気から守る
 腸内環境が乱れると、腸自体の疾患(大腸がん等)の他、血糖コントロールがうまくいかず、糖尿病や肥満、高血圧など、さまざまな病気にかかりやすいことがわかっています。また、免疫力も下がるため、風邪やアレルギーなどを引き起こしやすくなります。

ウ)腸が心を整える
 腸は、自律神経を介して脳とつながっています。心身がリラックスしていて副交感神経が優位に働いていると、腸は活性化します。脳と腸が影響し合うことを「脳腸相関」といい、ストレスが多いと腸の働きが鈍り、便秘になりやすくなります。また、腸内細菌はセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質もつくるため、腸内が整っていると精神も安定し、やる気が湧きやすくなります。つまり、腸が整えば気持ちも上向きになるというわけです。



 年齢を重ねると、腸内の善玉菌が減るため腸内環境が悪化する傾向に。日頃から腸内環境を良好に保つ生活を心がけることで、気持ちも前向きに整います。

ア)空腹の時間をつくる
 腸内を健康に保つため、バランスよくいろいろなものを食べることも必要ですが、食事と食事の間は4時間以上空け、空腹の時間をつくって腸をリセットすることが大切です。食事では食物繊維、発酵食品なども摂り、よく噛むことで整腸効果を促しましょう。

イ)睡眠サイクルを整える
 便秘解消のためには、睡眠サイクルが整っていることが有利に働きます。同じ時間に寝て起きることで、排便のサイクルも整いやすくなります。

ウ)腸のねじれを整える
 便秘になりやすい人に多いのが、腸にねじれが生じていること。朝起きた時に、ゆっくりストレッチをしたり、腰まわりを回したりと、ねじれを改善する体操をプラスすると、排便を促しやすくなります。


 海外のある研究では、健康長寿の方の腸内環境は30代の人とあまり変わらないという結果もあるほど。健やかな腸内環境は、病気を寄せつけない若々しい身体を保ちます。ぜひ、腸の健康に注目してみませんか。

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